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単に「安いから」だけで売れているのではありません。確かに単価は他の美顔器と比較すると低いですが、機能を含めコストパフォーマンスが圧倒的に優れていることが、弊社の製品のPRポイントです。

商品名は「ミザンセーヌ」といいます。

私が開発に着手したのは今から3年前にさかのぼります。
この3年は挫折だらけの血もにじむような日々の連続でした。
1998年4月のある日、私の会社の近所で、古くからの知人が経営しているエステティックサロンから連絡があり「美顔と痩身の機器を仕入れて顧客向けに販売しようと思っているが、ハイテク機器のことがよく解らないので、ぜひ専門家の意見を聞きたい」という連絡があったのが最初のきっかけでした。
早速顔を出してみると、既に知人は複数の商品カタログを集めており、どれがいいのか検討していました。実際、私は電子・電気関連の開発を手がけており、過去に手術後の傷口を早期に小さくする為の医療機器の開発に携わった事がありましたので、この時、まさかその技術が役に立つとは思ってもおりませんでした。
その翌日から、美容関連の情報をインターネット上や図書館、専門書店などで収集し、知り合いの薬学部の教授に意見を聞きに行ったのでした。
その結論としては、

●肌には電磁パルスを用い、皮膚吸収させるのが一番人間に適している。

●超音波・低周波・高周波とあるが、人間に害が少なく一番適しているものは、低周波である。

しばらくたってから、その知人に会う機会があり、導入後の様子やエステティシャンやユーザーの反応をそれとなく聞いてみたのですが、知人の顔はあまりパッとしません。訳を聞いてみると…その40万円のエステ機器は当初親しいお客様中心に数台は売れたそうです。
しかしお客様は奨められて買ったものの「大きい」「重い」「高い」「効果が良くわからない」、そんな不満とお店側がアフターフォローをきちんと出来なかったといことが裏目に出て結局大切なお客様はそのエステから離れていったということでした。

 

私は自分のことのように反省しました。
単にテクノロジー面と効果の相関関係という側面でしか商品を見ておらず、もっとユーザーの視点に立って助言できなかったと…

では、テクノロジーがわからなくてもエステサロンがお奨めしやすい、しかも出来るだけ安価で、使い勝手がよく本当に効果のある機能を出来るだけ詰め込み、しかも小型化できないか?
そんな商品を自分で開発してみよう!
私たちの挑戦はこうしてはじまりました。
幸か不幸か、私の会社は民生機器(弱電製品)の製品開発・ワンチップマイコンのソフト開発とゲームソフトのスタッフがおり、また、商品のデザインやハード関連の設計や企画をできるスタッフがいたので、早速プロジェクトチームを編成し、まず商品の仕様(機能)を決定する事になりました。

1998年、暑い夏のことでした。